飛騨の河川巡りのシリーズの開幕戦にして最終戦ということになりました。
とにかく7月、8月の忙しい日々のごく僅かな時間ではどうすることも出来ませんでした。
結局、短時間のため過去の実績ポイントでのHITを待つ期待薄の釣りを繰り返していただけでした。
自分の釣りはその時一番のポイントを探して勝負すること。
完全に見失っていましたね。
今シーズンの飛騨の釣りのラストにきて開き直って勝負に出ました。
この時期に釣りするのは思い出せないくらい久しぶりの河川をセレクトします。
自分にしては早めの10時くらいに釣りを開始。
ロッドは過去の釣りした記憶を辿り、ソウルズエクスプローラー62Mをセレクト。
水量はなかなか豊富で雰囲気は良い。
狙うは良型のヤマメ。
ルアーはフリック50。
禁漁間際なのと入り易い区間なだけに足跡が半端無い。
橋を越えてしばらく無反応状態が続いて一つのポイントに到着。
対岸の岩盤の際にキャストすると2匹でチェイス。
手前の岩に付いたのでまずはソイツをターゲットにする。
数投するとHIT!
25センチくらいのイワナでした。
もう1本は反応するがHITまで持ち込めず諦めて深さのある流芯付近を狙うため、63ミリのSミノーにチェンジする。
何度かミスバイトで瞬バラがあったがアップクロスで狙うとHIT!
30くらいのヤマメでした。
似たようなサイズのヤマメを追加して、更に狙うと強烈なバイト。
しかし、ニジマスだった。
今までのミスバイトがニジマスかも?と少々落ち込みながらダウンクロスで岩盤を狙うとHIT!
ローリングファイトでなかなかのファイトだが、一気に寄せてキャッチ。
ほんの少し鼻が落ちた尺ヤマメでした。
放流魚が大きくなったのか?ヒレが少々丸いが狙っていたサカナで満足です。
このあと更に釣り上がるが全く反応が無いので、川を変えることに。
いつも行っている河川の上流域のダム湖のバックウォーター付近に入ります。
ここでもイワナが結構出て、30半ばくらいの無斑ニジマスも出て、なかなか良い感じで飛騨のラスト釣行を終えることが出来ました。
ロッドがミスマッチで結構バラしましたが、久しぶりの河川を巡り、比較的イージーに良いサカナ達に出逢えた。
もう少し早くこのエリアの河川をセレクトしてたらと思います。
そして、9月9日(土曜日)
18時ちょっと前に前回のポイントにダッシュで到着。
30分弱の短時間を小さなポイントのみ狙うので手返し重視でソウルズエクスプローラー50Lを手に取り、脇目もくれず前回のスポットへ急いで遡行する。
前回より増水してるが、どうにか辿り着く。
日没が近づく中、前回同様63ミリのSミノーで狙うが、反応が無い。
最終日なんで日中に獲られたかな?と思ったが、やるしかない。
少しキャストが外れ流芯脇の浅い緩い流れにミノーが着水。
仕方なくそのまま引いてくると纏わり付くようにチェイスが目の前まである。
そこに居たのかと興奮を抑えてそこにキャストしてアクションさせながら引いてくると目前でHIT!
この時のために費やした時間が報われる瞬間でした。
慌ててクルマから出たため、スマホを忘れてしまったが、計測してその姿を目に焼き付けてリリースしました。
前回逃したサカナかは分かりませんが、38センチの素晴らしい秋色ヤマメでした。
辺りが薄暗くなり今シーズンの飛騨の河川巡りも終焉となりました。
惨敗に終わった今シーズンの飛騨の河川巡りシリーズでしたがラストに良いサカナ達に出逢えたのが唯一の救いですね。
次回予告です。
飛騨の河川が禁漁となり、残りの時間を渓流に賭けます。
次回は富山の渓で秋ヤマメを追いかけます。